**
源義経(1159〜1189年)
アワ文字
「うねひやま ひるはくもとゐゆみれば
かせふかむとそ このはさやける」
(畝傍山 昼は雲と居夕みれば 風吹かんとぞ 木葉さやける
「義経 花押」
源義経については、解説の要もないくらい知らされている。
木曾義仲を討ち、平家を全滅させた立役者だったが
頼朝に終われた悲劇の主人公である。
静御前は吉野に行き、義経は畝傍山の近辺を
通った時の和歌であろうか。